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夏・蔵の四季

6月
【酒造店】
一年で一番暇な(酒の動きが)月かも知れません。しかし、金谷酒造店は6月決算、いつもとは違う緊張感が社内に広がります。

【蔵】
気温25℃を超える日も多くなり蔵の温度も上昇し始めると水冷式クーラーをつけます。配達車や事務所、応接室より先に金谷酒造店では「蔵」にクーラーが付きました。お酒が一番大事なんだとこの話を聞いた時に思いました。
また、水冷式クーラーの訳は水の使用頻度が夏に落ち温度が上がり管内の腐敗防止でもあります(水冷式クーラーで使った水は2次利用で作業場の屋根にスプリンクラーのように撒いています)。
  
暑くなり酒粕がやわらかくなり始めます。酒粕の一斗缶、袋詰めを余裕のあるこの月にとりかかります。
7月からのお中元の案内、準備が主になります。社員旅行(表向きは社員研修)もこの時期でした。

7月
【酒造店】
1日は純米大吟醸生酒「献上 氷室」720mlの発送日になります。2月から5月いっぱいまで(数量限定のため数になり次第終了)ご注文いただいた方へ蔵元直送クール便にてお届けしています。
また、新盆の金沢、寺井、美川地区はお中元本番です。暑い時期には「高砂大吟醸生酒」を冷やして、疲れた体には「高砂 吟醸生貯蔵酒」がやさしくサラリとお楽しみいただけます。

【蔵】
呑みきり(タンク保存されている酒をタンクごとに600ml(300ml×2本)づつ呑みを切り火落ちや味覚を確認すること)を杜氏さんや鑑定官室の方々をお招きしておこないます。
この時期は蔵の温度は18~20℃に保たれひんやり寒々としています。冬の「動」夏の「静」時間の流れがゆっくりに感じます。

8月
【酒造店】
旧盆地域や、帰省のお土産などの需要があります。また、お酒が大変傷みやすい時期でもありビン詰めには気を使います。
  まだ、暑さ本番の8月はオンザロックで飲んでみませんか?「兼六 純米吟醸生詰原酒」の17.5と高めアルコール分と、純米原酒の濃厚な味を好みに氷を溶かし薄めながらながら・・

【蔵】
能登杜氏協会の勉強会が8月下旬にあり金谷酒造店の杜氏や製造責任者が参加しています。また、来年度の酒造りについて社長と杜氏が話をします。

9月
【酒造店】
涼しい風が夜には吹くようになり気温が15度を切るようになるとお酒の季節です。ただ、猛暑、残暑の昨今では10月にならないと涼しく感じません。また、3月にしぼった酒が徐々に詰められ市場に出てゆきます。新酒臭さ(粕臭さ)が抜け飲み頃なった酒を「秋上がり」と言い、お酒好きの方には季節を感じることでしょう。
  一番変化しやすい「高砂 特別純米酒」をこの時期お試しください。

【蔵】
タンク内の品温が高い9月は一番火落ちの危険性が高い時期になります。やはりアルコール分の低い、エキス分の多い純米酒が落ちること多いと聞きます。